日本映画週間in NATFIZ - 現代日本映画祭
11月8日(日)-14日(土) 毎日18:30~
@演劇・映画芸術アカデミー(G. Rakovski Str. No. 114)
入場自由
11月8日
「パッチギ!」(2007、井筒和幸、127分)
1974年、東京。江東区でサンダル工場を営む叔父夫婦のもとに身を寄せるリ・アンソン一家。難病に冒された幼い息子チャンスの治療のために京都から出てきたものの、医師の診断は厳しく、更に多額の費用が必要であることが判明。乱闘騒ぎをきっかけに親友になった元国鉄職員の佐藤と命がけの計画をたてるアンソン。
11月9日
「半落ち」(2003、佐々木清、122分)
元警部で現在は警察学校の教職に就く梶宗一郎が、妻を殺害したとして自首してきた。梶の自供によればアルツハイマー病に苦しむ妻の「殺して欲しい」という嘆願にやむをやまれず首を絞めたという。だが、梶が出頭したのは事件の3日後だった。空白の2日間に何があったのか。頑なに黙秘を続ける梶と事件を嗅ぎつけ大きく報道を開始するマスコミ。事態の収拾に焦る県警幹部は供述の偽装を画策するが・・・
11月10日
「ぼくんち」(2002、阪本順治、115分)
関西のようでないような“水平島”。そこに暮らす親の違う兄弟・一太と二太のもとに、買い物に出たきり半年も行方知れずだった母・京子が水商売を糧にする姉・かの子と共に帰ってきた。京子は再び消息を絶ち、子供3人は奇妙な家族生活を始める。同名コミックの映画化。第53回ベルリン国際映画祭出品作品。
11月11日
「ハッシュ!」(2001、橋口亮輔、135分)
ペットショップで働く直也と土木研究所で働く勝裕。交際を始めた二人の前に歯科技工士をしている朝子という女性が現れる。朝子は勝裕の子を持ちたいと考えるが、精神科に通院歴のあることから勝浩の兄に猛反対される。その兄の急死で一家があえなく崩壊するのを見ながら、3人は新たな家族像の模索を始める。
11月12日
「カナリア」(2004、塩田明彦、132分)
光一は、母が傾倒するカルト教団の施設で妹と共に数年を過ごしたが、教団の崩壊後関西の児童相談所に預けられた。そこへやってきた祖父は光一を残して妹・朝子だけを連れ東京に戻ってしまう。光一は関西の施設を脱走し、母と妹を取り戻す旅を始める。
11月13日
「がらすのうさぎ」(2005、四分一節子、103分)
太平洋戦争末期、東京下町に住む12歳の敏子は、敗戦色が濃く物資が欠乏した厳しい世の中で、それでも家族とともに懸命に生きていた。然し昭和20年3月10日、東京大空襲で母と妹2人が犠牲となった焼け跡から空襲の猛火で形の変わってしまったガラスのうさぎを掘り出した敏子。疎開の途中に米軍機の機銃掃射を受け父も失い、ひとりぼっちになった彼女はそれでも懸命に生に向かって歩む。
11月14日
「空中庭園」(2005、豊田利晃、133分)
郊外の団地に住む京橋家には、家族に秘密は持たないというルールがある。高校生のマナは最近不登校となっているが、自分の出生の秘密を聞かされ朝から落ち込んでいた。その秘密を探るマナは近所の不動産屋を訪ね、従業員・ミナと親しくなる。マナはミナに自分の家庭教師を依頼し、喜ぶ母はミナを夕食に招待する。然しミナは父・貴志の愛人だった。一つずつ秘密の暴露される家族の再生は可能か。