22.01.2008
プーチン大統領のブルガリア訪問
1月17日~18日、ロシアのプーチン大統領がブルガリアを訪問しました。
約500年の間オスマン・トルコに支配されていたブルガリアは、露土戦争(1877年~1878年)により念願の独立を果たしました。このため、ブルガリアを独立へと導いたロシアに対するブルガリア人の感情は特別なものがあります。共産党独裁政権の崩壊(1989年)後、ブルガリアは他の東欧諸国と同じように、NATO加盟(2004年)、EU加盟(2007年)を果たしたほか、米国との共同軍事施設のブルガリア国内への設置も近々予定されています。こうした出来事を経ても、ブルガリアとロシアの良好な関係は保たれていました。
ブルガリアでは今年(2008年)、露土戦争終結130周年を記念して、「ブルガリアにおけるロシア年」として、様々なロシア関連の行事が予定されています。17日にソフィアに到着したプーチン大統領は、すぐに市内にある国立文化宮殿に向かい、「ブルガリアにおけるロシア年」の開幕行事に参加しました。
18日には、プーチン大統領は、パルヴァノフ大統領やスタニシェフ首相らと相次いで会談し、ベレネ原子力発電所(ブルガリア北部)の建設、ロシアの天然ガスを黒海経由で欧州(イタリア)に輸送するパイプライン「サウス・ストリーム」の建設に関する協定が署名されました。