田中明彦政策研究大学大学院(GRIPS)学長・前JICA理事長による講演

 1月30日及び31日,日本大使館は,それぞれソフィア大学及びブルガリア外務省外交研究所との共催で,田中明彦政策研究大学大学院(GRIPS)学長(前JICA理事長)による下記の講演会を開催しました。
 
・1月30日(於:ソフィア大学)「日本外交~冷戦後の国際情勢と日本~」(Japanese Diplomacy~Post-Cold War International Relations and Japan ~)

・1月31日(於:ブルガリア外務省)「ODAにおける日本の知見共有」(Sharing Japan’s Experience in the field of ODA)


 ソフィア大学での日本外交に関する講演では,ゲルジコフ・ソフィア大学学長による歓迎挨拶に続き,田中GRIPS学長は,冷戦後の日本外交に焦点を当てつつ,東アジア情勢や日本外交が直面する課題等について後援を行いました。会場となったソフィア大学には学生,有識者,外交団,一般市民等多くの聴衆が集まり,国際情勢を中心に活発な質疑応答が行われました。
 外務省で行われたODA分野における日本の知見共有のための講演会では,ゲオルギエフ外務副大臣の冒頭挨拶の後,田中GRIPS学長は,開発支援に携わる政府及び民間関係者に対して,1950年代に戦後賠償から始まった日本のODAの歴史を紹介し,現在に至るまでの日本のODAの実施形態やその意義の変化・発展を振り返り,日本のODAが相手国の発展過程において与えたインパクト等について具体的事例を交えて講演を行いました。ブルガリア側の開発支援関係者との間では,官民連携やODAに対する国民理解のあり方等に関する活発な質疑応答が行われました。
 
 今回の田中GRIPS学長によるブルガリア訪問,特にブルガリア外務省でのODAに関する講演は,2018年1月の日ブルガリア首脳会談で安倍総理が発表した「西バルカン協力イニシアチブ」の一環として,日本のODAにおける経験共有を目的として実現されたものです。日本大使館は今後も,西バルカン協力イニシアティブに基づくブルガリアの連携強化に努めたいと考えています。
 

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