第29回日本語弁論大会の開催

令和5年4月25日
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 4月22日、ブルガリア科学アカデミー講堂において、在ブルガリア日本大使館及び聖キリル・メトディ国際基金共催による日本語弁論大会が開催されました。
 
 今年で第29回目を迎えた本大会には、ソフィア大学、ヴェリコ・タルノヴォ大学、ソフィア市第18学校、ソフィア市第138学校,ルセ市ヴァシル・レフスキ学校、「悟」言語学校(ヴァルナ市)から、初級の部8名、中級の部12名の計20名が出場し、過去最多の出場者数となりました。初級の部終了後には、昨年10月から日本語教育を開始したヴァルナ市近郊ツォネヴォ村のフリスト・ボテフ学校児童が日本語による歌とダンス(「パプリカ」)を披露しました。
 本大会では各部門におけるテーマ自由のスピーチ発表(約3分間)と弁論内容に関する質疑応答に対する審査が行われ、下記のとおり審査結果が発表されました。
 
 表彰式では、各部門における上位入賞者らへの表彰、審査委員長を務めた奈良平大使による参加者全員に対する講評が行われました。最後に、聖キリル・メトディ基金タチェフ事務局長より全出場者へ参加賞が贈られました。
 
【初級の部】
1位 ヴィクトリア・ラザロヴァ (ルセ市ヴァシル・レフスキ総合学校)
  「日本の声」
   副賞:多機能電子辞書(提供:ソフィア日本人会)、
2位 ボリスラフ・カンチョフスキ(ソフィア大学)
  「お父さん、失敗しちゃった」
   副賞:日本語学習教材(提供:聖キリル・メトディ国際基金)、
3位 スベトラナ・アタナソヴァ(ソフィア市第18学校)
  「人生の歌」
   副賞:日本語学習教材(提供:聖キリル・メトディ国際基金)
 
【中級の部】
1位 アミル・アミリ(独学) 
      「ブルガリアで将棋をする意義」
   副賞:訪日研修(提供:日本ブルガリア協会)
2位 ステファン・トドロフ(ソフィア市第18学校)
    「地球の味方」
         副賞:日本語学習教材(提供:聖キリル・メトディ国際基金)
3位 マリア・バフチェジーヴァ(ソフィア市第138学校)
    「猿も木から落ちる」
   副賞:日本語学習教材(提供:聖キリル・メトディ国際基金)
 
【日本国大使奨励賞】
初級の部 ボリス・ テルジエブ(ソフィア市第138学校)
           「チェスはただのゲームだけではない」      
      副賞:日本関連記念品
中級の部 ニコライ・ペンチェヴ(ソフィア大学) 
             「自然の力」
      副賞:日本関連記念品
 
今年度審査員会メンバー(計5名) 
・奈良平 博史 在ブルガリア日本国特命全権大使(審査員長)
・山崎 揚史 ソフィア日本人会会長(副審査委員長)
・吉岡 千里 国際交流基金ブタペスト日本文化センター日本語上級専門家
・ナタリア・ミシェヴァ ブルガリア外務省アジア豪州オセアニア局長
・アルベナ・トドロヴァ 日本語通訳・翻訳家
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