第30回日本語弁論大会の開催

令和6年5月2日
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  4月27日(土)、ブルガリア科学アカデミー講堂において、在ブルガリア日本大使館及び聖キリル・メトディ国際基金共催による日本語弁論大会が開催されました。
同大会の開会式には、穂坂泰外務大臣政務官が出席し、同コンテストの関係者への謝意を述べたほか、出場者を激励しました。
 
 今年で第30回目を迎えた本大会には、ソフィア大学、ソフィア市第18学校、ソフィア市第138学校,ルセ市ヴァシル・レフスキ学校から、初級の部6名、中級の部8名の計14名が出場しました。中級の部終了後には、2022年10月から日本語教育を開始したヴァルナ市近郊ツォネヴォ村の「フリスト・ボテフ」学校の児童が日本語の劇(「桃太郎」)を披露しました。
本大会では各部門におけるテーマ自由のスピーチ発表(約3分間)と弁論内容に関する質疑応答に対する審査が行われ、下記のとおり審査結果が発表されました。
 
 表彰式では、各部門における上位入賞者らへの表彰、審査委員長を務めた道上大使による参加者全員に対する講評が行われました。最後に、聖キリル・メトディ基金タチェフ事務局長より全出場者へ参加賞が贈られました。
 
【初級の部】
1位 テオドラ・トドロヴァ(ソフィア大学)
   「尊敬と感謝を込めて命に向き合う」
   副賞:多機能電子辞書(提供:ソフィア日本人会)、
2位 ネヴェナ・ディミトロヴァ(ソフィア市第18学校)
   「やる気リスト」
   副賞:日本語学習教材(提供:聖キリル・メトディ国際基金)、
3位 ヴィクトリア・ヴェルコヴァ(ソフィア市第18学校
   「ペットの支え」
   副賞:日本語学習教材(提供:聖キリル・メトディ国際基金)
 
【中級の部】
1位 ヴィクトリア・ゲオルギエヴァ(ソフィア大学) 
   「私の好きな本 - 友人か敵か」
   副賞:訪日研修(提供:日本ブルガリア協会)
2位 ゲオルギ・タセブ(ソフィア大学)
   「人生の色」
   副賞:日本語学習教材(提供:聖キリル・メトディ国際基金)
3位 スタニスラフ・ジャモフ(ソフィア市第18学校)
   「地味でも、派手でも」
   副賞:日本語学習教材(提供:聖キリル・メトディ国際基金)
 
【日本国大使奨励賞】
初級の部 セィアナ・イバノバ(ソフィア市第138学校)
  「人は自分の恐怖の囚人」
  副賞:日本関連記念品
中級の部 ダリア・ニコロヴァ(ソフィア市第18学校) 
  「初心者の心」
  副賞:日本関連記念品
 
今年度審査員会メンバー(計5名) 
・道上 尚史 在ブルガリア日本国特命全権大使(審査委員長)
・山崎 揚史 ソフィア日本人会会長(副審査委員長)
・八嶋 康裕 国際交流基金ブタペスト日本文化センター日本語教育アドバイザー
・ナタリア ミシェヴァ ブルガリア外務省アジア豪州オセアニア局長
・アルベナ トドロヴァ 日本語通訳・翻訳家
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