参議院日本ブルガリア友好議員連盟議員団の当地御訪問

　8月4日から7日まで、石井準一参議院日本ブルガリア友好議員連盟会長を団長とする同友好議員連盟議員団がブルガリアを訪問されました。議員団のメンバーは、石井準一参議院議員（議連会長）、青木一彦参議院議員（議連事務局長）及び藤川政人参議院議員（議連会員）です。
 
　議員団は、ソフィア滞在中、ナザリャン国民議会議長、ドンチェフ・ブルガリア日本友好議員連盟会長ほか5名の議員、テルジエフ・ソフィア市長と会談したほか、ソフィア大学において日本語・日本文化関係者との交流を行いました。また、本邦企業の現地での活動を視察するため、SEGA Creative Assemblyを訪問しました。
 
　各会談では、国際情勢や政治体制にかかわらず100年以上続く両国の伝統的友好関係をさらに発展させるべく、議会間交流の活性化、IT、エネルギーを含む経済分野、地方都市間の交流、教育・文化分野など多岐にわたる分野の今後の協力強化について意見交換が行われました。特にブルガリア側からは、当地で今も市民から広く敬意を抱かれている国としての日本、その日本から体制転換期に得たODAを含む支援への深い謝意が表明されるとともに、EU市場への玄関口にあって地域のイノベーション・ハブを目指すブルガリアへの日本からの投資誘致への期待や2025年の大阪・関西万博に有意義な形で参加していきたい旨の表明が相次ぎました。
 
　また、議員団は、当地日本人会幹部の方々とも面会し、ブルガリアの政治、経済、文化、社会等について、彼らの長い在住経験から来るお話を聞きました。
 
 今回の参議院日本ブルガリア友好議員連盟議員団の訪問によって、日・ブルガリアの議会間交流及び二国間関係全般のさらなる発展が期待されます。