映画「杉原千畝」上映会

平成29年4月5日
 3月22日,27日,ソフィア大学東洋言語文化センター3階ホールにて,当館とソフィア大学日本学専攻の共催により映画「杉原千畝」上映会が開催されました。
 27日の上映会には、ルービン米国大使、ブルガリア・シャローム・ユダヤ人協会長らが出席し、山中大使が開会の挨拶を行いました。
 
 杉原千畝は,第二次世界大戦時,ナチスに迫害されたユダヤ難民にビザを発給し救いの手を差し伸べた日本の外交官で,「日本のシンドラー」とも呼ばれています。1939年にリトアニアの在カナウス日本領事館の副領事となった杉原は,激変する世界情勢の中で,堪能な語学と豊富な知識,優れた洞察力・分析力を駆使し日本のために働く一方,日本外務省の指示に背いてナチスに迫害されたユダヤ難民に日本の通過ビザ計2139通を発給しました。現在,日本外務省は,杉原副領事は勇気ある人道的行為を行ったと認識しています。
 
 来場者からは,「感動した」「思わず涙が出た」等の声が寄せられました。