ブルガリア国内で自動車を運転するには

令和2年11月2日
ブルガリア国内で自動車を運転するには、主に以下の方法があります。
日本の運転免許証だけでは運転出来ませんので、御注意ください。
なお、以下の他、EU加盟国発行の運転免許証でも運転できます。
 
国際免許証による運転
有効な国際免許証及び有効な日本の運転免許証を携行する必要があります(国際運転免許証の有効期限は1年(再発行可))。
 
日本の運転免許証のブルガリア語翻訳による運転
(リチュナ・カルタ(ID)を有する方のみで、同ID発行後1年間に限り有効)
有効な日本の運転免許証、同運転免許証のブルガリア語翻訳(ブルガリア外務省において認証されたもの)、及びリチュナ・カルタ(ID)を携行する必要があります(同ID発行後1年間に限り運転が可能)。
日本の運転免許証のブルガリア語訳については当館にて発行可能です。取得方法につきましてはこちらをご覧ください。
 
ブルガリアの運転免許証による運転
ブルガリアの運転免許証を取得するには、民間の教習所などに申し込むことになります。講習は一般のブルガリア人と同様に行われ、約1ヶ月程度の期間を要するようです(講習及び試験には通訳を同伴することも可能です)。
なお、ブルガリアの運転免許証の有効期間は10年間です。
ブルガリアの運転免許証で運転する際には、必ずリチュナ・カルタ及び旅券を携行するようにしてください。外国人にとってブルガリアの運転免許証は、身分を証する書類とはなりませんのでご注意ください。

ブルガリアにおける飲酒運転の罰則
ブルガリアでは、血中アルコール濃度が1.2mg/mlを超える状態で運転した場合、1年以上3年以下の懲役及び200レヴァ以上1000レヴァ以下の罰金(有罪判決を受けた後、血中アルコール濃度が0.5mg/mlを超える状態で自動車を運転した場合は、1年以上5年以下の懲役及び500レヴァ以上1000レヴァ以下の罰金)が課されます。また同時に、違反した運転者が運転していた自動車の所有者である場合は当該自動車が没収され、所有者でない場合は当該自動車の価額に相当する金額を納付することが求められます。