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01.11.2013

第24回日本文化月間

淡交会・ブルガリアによる茶道デモンストレーション

10月30日、日本文化月間の一環としてカザンラック市にあるアルセナル文化会館の小ホールにて、日本大使館及び淡交会・ブルガリア主催の茶道デモンストレーションが開催されました。約160名もの来場者により会場は満席となり、茶道に対する関心の高さが窺われました。

観客の皆さんは、解説を聞きながら、厳粛な雰囲気の中で行われたデモンストレーションを真剣に見入っていました。デモンストレーション後には、場所を移動して観客にお茶を飲んでもらうための機会が設けられ、観客は点てられたお茶をサーブされ、実際に飲むという一連の流れに興味をもって参加し、全体として、日本文化を代表する茶道に触れる良い機会となりました。

デモンストレーションのオープニングには、当館杉浦参事官、ストヤノヴァ・カザンラック市長が出席しました。冒頭挨拶の中で杉浦参事官は、淡交会による茶道デモンストレーションはこれまでブルガリアの各地で行われてきたが、カザンラック市では今回が初めてであること、デモンストレーションを通じて茶道に対する理解を深め、また、少しでも日本人の精神性を感じ取ってもらえれば幸甚である旨述べました。また、来賓のストヤノヴァ市長からは、今年の文化月間においてカザンラック市では2回も日本の伝統文化の紹介ができてとても嬉しく思っている、自分も日本を訪問した時に茶の湯に招待され、忘れることのない体験となった、ブルガリアにはお茶の木がないがこちらではバラの花を使って大変香の良いティーができるとの挨拶がありました。