05.11.2013

第２４回日本文化月間の一環として、１０月１７日外務省文化研究所ギャラリー「ミシヤタ」にて、生け花・切り絵展示会オープニングセレモニーが行われました。同展示会では、我が国が誇る名高い伝統文化である生け花及び高度な技術と繊細さを要する伝統応用芸術である切り絵の見事なコンビネーションにより、日本の美の世界を鮮やかに表現されており、オープニングには、約１５０名が来場し、日本の伝統文化への理解を深めるひとときとなりました。当地の生け花クラブ「草雅」、及び日本剪画協会の唯一の外国人であるリナ・パパドブル氏の協力を得ての展示会の開催となりましたが、ブルガリアの人々が日本の伝統文化を学び、継承していることを示す象徴的な行事となりました。

オープニングには、ヴェリチュコフ外務次官が出席され、このような日本・ブルガリアの交流を嬉しく思うとともに、今後更なる日本・ブルガリアの文化交流発展を期待する旨の冒頭挨拶をいただきました。また杉浦臨時代理大使が出席し、挨拶の中で、一つのイベントとして二つの日本文化を紹介できる機会が得られ、嬉しく思う、来場の皆様にはこの二つの文化が織り成す日本の美の世界を楽しんでいただければ幸いである旨述べました。