
第24回日本文化月間
ハンドベルコンサート
第24回日本文化月間の一環として、11月7日に、ソフィア・シティ・ギャラリーにて、8日、ハスコヴォ市イヴァン・ディモフ劇場にて、9日、ウズンジョヴォ村聖母被昇天教会にて、それぞれハンドベルデュオ「Belly Love」によるハンドベルコンサートを開催し、計350人以上もの方に日本独自のベルの音色を楽しんでいただきました。特にハスコヴォ市では同市観光インフォメーションセンター・ピレフ所長から多大な協力をいただきました。
ハンドベルはイギリスで誕生したとされる楽器です。今回コンサートにてご紹介したのは、近年、高価なハンドベルをもっと気軽に楽しめるようにと、日本で考案された「ミュージック・ベル」です。このミュージック・ベルを使ってグループで1つの曲を作り上げる取り組みは、社会性や協調性を生むと注目され、学校、病院などの施設の他、音楽療法にも取り入れられています。同ベルは、日本からまだ持ち出されたことがなく、今回は海外で記念すべき第一回目のコンサートとなりました。たった2人で60本ものベルを使い、「ふるさと」などの日本の楽曲、「一本のブルガリアのバラ」や「美しき森よ」等のブルガリアの楽曲の他「アヴェ・マリア」等の世界の楽曲を鮮やかに奏で、そのパフォーマンス、ベルそのものの音色の美しさに、来場の皆様も感動し涙ぐまれるシーンもありました。また、ソフィア市とハスコヴォ市では、20名ほどの方がハンドベル体験として実際に同ベルを使って曲を演奏しました。
本コンサートは、日本・ブルガリア経済委員会と在ブルガリア日本大使館の共催で実施されたもので、各公演には、佐々木同委員会事務局長が出席し、ソフィア市での公演では冒頭小泉大使が歓迎の挨拶を行いました。
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