
第25回日本文化月間オープニング行事
假屋崎省吾いけ花展示会「美と和の世界」オープニングセレモニー
第25回日本文化月間のオープニング行事として、6月23日、假屋崎省吾いけ花展示会「美と和の世界」オープニングをソフィア市国立文化宮殿で、多くの来賓を得て開催しました。また、本行事は日本とブルガリア外交関係再開55周年を祝賀する意義を込め開催したものです。オープニングセレモニーには假屋崎氏の友人でもあるバイオリニスト、ヴァスコ・ヴァシレフ氏が友情出演し、同氏の演奏するバイオリンの音色に合わせ、いけ花のデモンストレーション等が行われ、大きな反響を得ました。
ダイナミックないけ花を披露いただいた華道家假屋崎省吾氏は、「美をつむぎ出す手をもつ人」と評され、天皇陛下御在位10周年記念式典で花の総合プロディースを行った他、上海万博やローマ国際映画祭等、世界各地でご活躍されています。
オープニング式典の冒頭挨拶の中で、小泉大使は、1990年より日本文化月間を毎年開催し、四半世紀の間日本文化をブルガリアの皆様に紹介する行事を継続できたことは、私たちの誇りとするところである、特に日本・ブルガリア外交関係再開55周年の記念する年に、日本・ブルガリア両国の誇る芸術家をお招きし、友好親善の象徴となるイベントを開催できることを大変嬉しく思う、このイベント及び文化月間をとおし、日本・ブルガリアの伝統的な友好関係をさらに深めていくことができれば幸いである旨述べました。
ブルガリア側からは、ポポヴァ副大統領、ミコフ国民議会議長、オレシャルスキ首相から祝賀のメッセージが寄せられました。なお当日は6月19日にヴァルナ等で発生した水害の犠牲者を悼む「国民服喪の日」であったことから、冒頭参加者による黙祷を行いました。
假屋崎省吾氏のいけ花展示会「美と和の世界」は、6月29日(11:00~19:00/29日は10:00~12:00)まで国立文化宮殿A6ホワイエで開催しています。
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