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27.10.2014

第25回日本文化月間沖縄民謡コンサート開催

第25回日本文化月間の一環として10月14日にパブリケニ市庁舎内ホールにて、また、10月15日にルセ市ドホッドノ・ズダニエホールにて、沖縄民謡コンサートを開催しました。

沖縄は、日本の最南端に位置し、エメラルドグリーンの海と白い砂がまぶしい常夏の島々です。15~19世紀頃は琉球國という名の独立した王国で、東アジアから東南アジアにかけての幅広い範囲の国々に対して広く開かれた国際貿易の拠点でした。その後も、日本の南の玄関口として、独自の特徴ある文化を作り上げてきました。現代日本の中で、民族音楽、芸能がもっとも人々の生活の中に息づいている地域とも言われています。

今回は、沖縄民謡歌手である、田辺由貴氏をお迎えし、琉球王朝時代~今日まで伝わる民謡をお届けしました。沖縄を代表する伝統楽器である三線(さんしん)に合わせて、沖縄で座興の最初に歌われるめでたい歌である「かぎやで風(かじゃでぃふう)」を始め、親の教えの大切さを歌った「ちんさぐの花(てぃんさぐぬはな)」、沖縄の盆踊りであるエイサーなど13曲をお届けしました。観客も合いの手を入れたり、沖縄版カスタネットである三板でリズムをとったりと、参加型のアットホームなコンサートとなりました。

また、ルセ市ヴァシル・レフスキ総合学校では、同氏による、日本の伝統文化の一つである組紐のワークショップも行われました。

 

演奏の様子
市民の方々も演奏に参加