
第25回日本文化月間・日本舞踊・和食紹介イベント
第25回日本文化月間の一環として、11月14日日本大使公邸にて、日本舞踊と和食の紹介イベントが行われました。
同イベントでは、日本の春の美しい盛りを表現した日本舞踊「春爛漫」を、吾妻流師範の吾妻聖香氏に披露いただきました。日本舞踊流派の1つである吾妻流は、200年もの歴史を有し、戦後まもなくの頃から他の流派に先駆け海外での日本舞踊公演を実施し、日本舞踊を積極的に紹介してきました。来場者は鮮やかに表現された日本の美を楽しみ、日本伝統文化への理解を深めるひとときとなりました。
日本舞踊の後は、2013年12月ユネスコ世界無形文化遺産に登録された和食の試食会が日本の農林水産省との共催で行われました。当日はヨーグルトを調味料として使用した料理やブルガリアの食材を活かして作られた料理が振る舞われました。また、ブルガリアではまだ普及していない和食に使用される調味料の試食も行われました。試食会では当日料理を担当した斉藤章雄料理長から料理の説明が行われ、来場者は和食を興味深く味わいながら日本の食文化への理解を深めました。
同イベントで小泉大使は、このイベントを通して日本文化について理解を深めていただければ嬉しい、またこのイベントを機に日本舞踊、和食等日本文化のファンとなっていただければ幸いである旨述べました。
また、11月13日には、レストラン「雅」にて、専門家向け和食ワークショップが、11月15日にはグランドホテル・ソフィアで一般向け和食試食会が、ともに農林水産省の主催で開催された他、日本舞踊の一般向け講演も11月13日人形劇場で開催され、多くの方々が和食と日本舞踊への理解を深める機会となりました。
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