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18.08.2015

ヒロシマ・ナガサキ原爆展

8月6日(木),ソフィア市立図書館にて,ひろしま・ブルガリア協会主催「被爆70周年記念ヒロシマ・ナガサキ原爆展」オープニングが開催され,小泉大使及びチョバノフ・ソフィア市副市長が来賓として出席しました。本展示会開催にあたり,松井一實広島市長よりメッセージが寄せられました。

同展示会は,広島・長崎への原爆投下から70年となる本年,平和の大切さを再びかみしめるとともに,戦争を起こしてはいけないとのメッセージを伝えるべく,広島市と交流関係のあるソフィア市の協力を得て,実現に到ったものです。9月1日まで,広島・長崎の原爆被害の実相や現在の核兵器の状況などに関するポスター30枚が展示されています。

同展示会オープニングに参加した小泉大使は,核兵器がどれほど残酷で非人道的な兵器であるかは,唯一の被爆国である日本そして日本人が一番よく知っている,理由の如何を問わず人類が二度と使ってはならない兵器である旨述べました。また,「あなた自身や家族の誰かの身に「被爆者」と同じ悲劇が起こったと想像して欲しい」との松井市長のメッセージを引用し,本展示会を通じて,核兵器や戦争のない世界を希求している同市長の思いをブルガリアの方々とも共有したい旨述べました。

また,同6日,地球・人間博物館において,広島・長崎の被爆者と苦しみを分かち合い,共感する意味を込め「慈悲の日」と称する行事が開催され,当館より上田参事官出席の下,「広島祈りの石」への献花が行われました。「広島祈りの石」とは,原爆投下当時の広島市の市電の敷石に,平和への祈りを込めて観音像と「From Hiroshima」の文字が彫り込まれたものです。

両行事の様子は,国営テレビやbTVなどで放映されたほか,数多くのメディアに取り上げられました。