
03.12.2015
第26回日本文化月間
及川浩治氏ピアノコンサート
第26回日本文化月間の一環行事として,11月26日に大使公邸にて及川浩治氏ソロピアノコンサートがブルガリアの各界及び各国大使等を招いて行われ,また,11月29日には同氏とソフィア・フィルハーモニーとの共演がブルガリア・ホールで満員の聴衆を集めて行われました。
及川浩治氏は,1985年に日本の国立音楽大学に入学した後,1986年からソフィア音楽院(現国立音楽アカデミー)に4年間留学し,ジュリア・ガネヴァ及びコンスタンティン・ガネフ両教授の下で学ばれた,ブルガリアと縁深いピアニストです。ダイナミックな中に繊細さをも併せ持ち,内面にダイレクトに訴えかける同氏の演奏は,多くの絶賛とともに幅広い共感を得ており,現在日本で最も人気のあるピアニストの一人として活躍しています。
今回,公邸でのコンサートではショパン,リスト,ラフマニノフの曲を,ソフィア・フィルハーモニーとの共演では,ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を熱演されました。来場客はスタンディングオーベーションで同氏の演奏を絶賛した他,終了後には素晴らしい演奏であったとの感嘆の声が多数寄せられました。また,会場には及川氏の恩師であるガネフ教授の姿も見られ,感動的な師弟の再会となりました。
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公邸での演奏会の様子 |
ソフィア・フィルとの共演 |