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21.04.2016

第22回日本語弁論大会

4月25日(土),ブルガリア科学アカデミー講堂で在ブルガリア大使館とキリル・メトディ国際基金の共催による第22回日本語弁論大会が開催されました。冒頭,今般の熊本での地震で犠牲になられた方々に対する哀悼の意を込め,一分間の黙祷を行いました。本大会には,2大学,3中等教育機関から計13名,一般参加者1名の計14名が出場し,各自約3分ずつ,スピーチを披露しました。

本年は,審査委員として上田晋在ブルガリア日本大使館参事官(審査委員長),明父博文日本人会長(審査副委員長),ダニエラ・ニコロヴァ外務省日本担当,ドラ・バロヴァ日ブルガリア語翻訳家の他,国際交流基金ブダペスト日本文化センターより,村上吉文上級専門家に参加いただきました。また,質問は,国際交流基金からソフィア大学に派遣されている三森優日本語専門家に御担当いただきました。

厳正な審査の結果,初級の部ではアレクサンダー・ステファノフさん,中級の部ではマルティン・ペトロフさんが優勝し,高校生特別賞は,レネタ・ゲオルギエヴァさんが受賞しました。また,昨年から設けられた日本国大使奨励賞には,マグダレナ・ゲオルギエヴァさんが選ばれました。中級の部の優勝者と高校生特別賞の受賞者には,副賞として訪日の機会が与えられます。

小泉大使は冒頭挨拶の中で,本弁論大会の経験を通じて,皆様の日本語及び日本文化に対する関心と理解が更に深まることを願っている旨述べました。

また,本年は初めて弁論大会の様子をインターネットでライブ中継しました。今回は,世界各地から約130名が中継を閲覧し,コメントも数件寄せられました。動画は,以下のリンクで御覧頂けます。
https://www.youtube.com/watch?v=-hAu2w5efWg

【第22回日本語弁論大会審査結果】

初級の部
一位 アレクサンダー・ステファノフ(「幸せのレシピ」,ソフィア大学)
副賞: 電子辞書(ソフィア日本人会提供)
二位 ニコライ・コヴァチェフ(「国籍-人間」,ヴェリコ・タルノヴォ大学)
副賞:日本語学習教材3冊(キリル・メトディ国際基金提供)
三位 ヴァシレナ・ヨシフォヴァ(「友達の大切さ」,ソフィア市第18総合学校)
副賞:日本語学習教材1冊(キリル・メトディ国際基金提供)

中級の部
一位 マルティン・ペトロフ(「7500日」,ソフィア大学)
副賞:訪日研修(日本ブルガリア協会提供)
二位 カリナ・ミレヴァ(「旅で広がる世界観」,ソフィア市第18総合学校)
副賞:日本語学習教材3冊(キリル・メトディ国際基金提供)
三位 スラヴチョ・パニチャロフ(「ゲームのレッスン」,ソフィア大学)
副賞:日本語学習教材1冊(キリル・メトディ国際基金提供)

高校生特別賞
レネタ・ゲオルギエヴァ(「無限」,ヴァルナ日本文化クラブ「絆」)
副賞:第21回海外高校生による日本語スピーチコンテスト及び関連訪日プログラム参加資格(日本ブルガリア協会及びNPO法人E.G.G.提供)

日本国大使奨励賞
マグダレナ・ゲオルギエヴァ(「大変化をもたらした小さな出来事」,ルセ市ヴァシル・レフスキ総合学校)
副賞:和風絵柄フリーケース

 

会場の様子

マグダレナさんの弁論
(日本国大使奨励賞)

アレクサンダーさんの弁論
(初級の部一位)

審査の様子
マルティンさんの弁論
(中級の部一位)
レネタさんの弁論
(高校生特別賞)
表彰式の様子
参加者全員の集合写真