
28.03.2007
「ライナ・ツァネヴァ・ヒサルラカ」呼吸器系疾患養護学校は、キュステンディル市内から3.5㎞離れた山中にあるヒサルラカ公園に立地しており、その自然環境に恵まれた立地条件を生かし、ブルガリアで唯一の呼吸器系疾患を患う児童のための小・中学校として1948年に設立された学校です。
本養護学校には2つの校舎と食堂等を兼ね備えた寄宿舎がありますが、1つの校舎については老朽化のために閉鎖されており、また、使用されていた校舎についても老朽化が激しく、特に冬季には隙間風や暖房施設の不備のため、同校に通う児童は厳しい環境での学習を強いられていました。更に、寄宿舎については、シャワー室等の排水施設が故障していることから漏水が生じ、児童の生活衛生環境において深刻な問題となっていたことから、在ブルガリア日本大使館に対し、草の根・人間の安全保障無償資金協力による支援の要請があり、当館は、この要請に応えて、同養護学校に対し、閉鎖されていた校舎の改修等を行うための資金を供与することを決定しました。本プロジェクトによる施設が適切かつ有効に活用され、児童の健康回復及びより快適かつ安全な教育環境の享受のために役立てられることが期待されます。
●案件概要:ブルガリア南西部のキュステンジル市に位置する「ライナ・ツァネヴァ・ヒサルラカ」呼吸器系疾患養護学校の一部建物の改修及び寄宿舎の排水施設の改修工事を行うもの。
●供与金額: 49,737米ドル
●被供与団体: 「ライナ・ツァネヴァ・ヒサルラカ」呼吸器系疾患養護学校
「キュステンディル市 「ライナ・ツァネヴァ・ヒサルラカ」 呼吸器系疾患養護学校 の改修計画実施完了 に伴う供与式
2007年3月20日、福井宏一郎・駐ブルガリア特命全権大使は、キュステンディル市において、平成17年度草の根・人間の安全保障無償資金協力に係る「キュステンディル市「ライナ・ツァネヴァ・ヒサルラカ」呼吸器系疾患養護学校改修計画」の実施完了に伴う供与式に参加しました。供与式には、デルマンスキー・キュステンディル県知事、ストヤノフ・キュステンディル市長をはじめとする地方自治体関係者や被供与団体の代表者及びその関係者、プレス関係者等の出席を得て盛大に行われました。
「ライナ・ツァネヴァ・ヒサルラカ」呼吸器系疾患養護学校は、キュステンディル市内から3.5㎞離れた山中にあるヒサルラカ公園に立地しており、その自然環境に恵まれた立地条件を生かし、ブルガリアで唯一の呼吸器系疾患を患う児童のための小・中学校として1948年に設立された学校です。
本養護学校には2つの校舎と食堂等を兼ね備えた寄宿舎がありますが、1つの校舎については老朽化のために閉鎖されており、また、使用されていた校舎についても老朽化が激しく、特に冬季には隙間風や暖房施設の不備のため、同校に通う児童は厳しい環境での学習を強いられていました。更に、寄宿舎については、シャワー室等の排水施設が故障していることから漏水が生じ、児童の生活衛生環境において深刻な問題となっていたことから、在ブルガリア日本大使館に対し、草の根・人間の安全保障無償資金協力による支援の要請があり、当館は、この要請に応えて、同養護学校に対し、閉鎖されていた校舎の改修等を行うための資金を供与することを決定しました。本プロジェクトによる施設が適切かつ有効に活用され、児童の健康回復及びより快適かつ安全な教育環境の享受のために役立てられることが期待されます。
●案件概要:ブルガリア南西部のキュステンジル市に位置する「ライナ・ツァネヴァ・ヒサルラカ」呼吸器系疾患養護学校の一部建物の改修及び寄宿舎の排水施設の改修工事を行うもの。
●供与金額: 49,737米ドル
●被供与団体: 「ライナ・ツァネヴァ・ヒサルラカ」呼吸器系疾患養護学校


