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20.04.2007
平成17年度草の根・人間の安全保障無償資金協力 「トポーロフグラッド市小・中学校及び寄宿舎整備計画」の供与式が行われました
2007年4月17日、福井宏一郎・駐ブルガリア特命全権大使は、トポーロフグラッド市において、平成17年度草の根・人間の安全保障無償資金協力に係る「トポーロフグラッド市小・中学校及び寄宿舎整備計画」の実施完了に伴う供与式に出席しました。供与式には、ヴィトコヴァ・教育科学省次官、パショフ・トポーロフグラッド市長、ヨフチェヴァ・ハスコボ県知事をはじめとする地方自治体関係者や被供与団体の代表者及びその関係者、プレス関係者等の出席を得て盛大に行われました。
本「ヴァシル・アプリーロブ」小・中学校は、1965年、ブルガリア南東部のハスコボ県トポーロフグラッド市に設立された小・中一貫の総合学校で、現在、同校に通う児童の95%が軽度の知的障害を有しており、同校併設の寄宿舎に生活しながら勉強しています。
本小・中学校は設立以来、本格的な改修工事を行っていなかったため、当時の木製窓枠、ドア枠は老朽化が激しく、特に冬季には、室内にすきま風や雨、雪が入るなど、暖房による熱も失われている状態にありました。また、低層階の寄宿舎部分に属する浴室、トイレも老朽化により悪臭が漂う不衛生な状態にあり、児童の学習、生活環境に対して深刻な問題となっていました。
在ブルガリア日本大使館は、そのような状況を受け、同小・中学校からの草の根・人間の安全保障無償資金協力による支援の要請に応え、同校の木製窓枠及びドア枠の交換、廊下、トイレ及び浴室の塗装、衛生施設の改修等行うための資金を供与することを決定しました。本プロジェクトによる施設が適切かつ有効に活用され、「ヴァシル・アプリーロブ」小・中学校の生徒がより快適かつ安全な環境の中で学習・生活することが可能となり、これまでの教育環境及び生活環境が大きく改善されることが期待されています。

●案件概要:トポーロフグラッド市にある「ヴァシル・アプリーロブ」小・中学校及び寄宿舎の修復(窓枠、ドア枠の交換、廊下、トイレ及び浴室の壁塗装、衛生施設の改修)を行うもの
●供与金額: 40,116米ドル
●被供与団体: 「ヴァシル・アプリーロブ」小・中学校校舎及び寄宿舎