
10.05.2007
「聖ゲオルギ」プロブディフ大学総合病院は、プロブディフ県のみならず、同県に隣接する近隣7県からも患者を受け入れている、南ブルガリア地域における最大の病院です。
本病院では、白血病や先天性疾患を診断するために細胞遺伝子解析を行っておりますが、病院が保有する解析機器1台は旧式のものであり、遺伝子解析は依然肉眼により行っているため、出産前の先天性疾患の診断、及びこれら疾病の精密な検査を必要とする場合には、本病院では行うことができず、ソフィア市や海外など、外地の医療機関に頼らざるを得ない状況にありました。
在ブルガリア日本大使館は、そのような状況を受け、同病院からの草の根・人間の安全保障無償資金協力による支援の要請に応え、より精度の高い遺伝子解析を可能とするコンピュータ自動解析機器購入のための資金を供与することを決定しました。本プロジェクトにより整備された医療機材が適切かつ有効に活用され、南ブルガリア地域における白血病患者や先天性疾患をもつ患者が当地にて適時に診断を受けることが可能となり、これまでの医療環境が大きく改善されることが期待されています。
●案件概要:プロブディフ大学総合病院に対し、診断解析機器を供与するもの。
●供与金額: 49,988米ドル
●被供与団体: 「聖ゲオルギ」プロブディフ大学総合病院
平成17年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「プロブデフ市診断解析機器供与計画」の実施完了に伴う供与式
2007年5月3日、福井宏一郎・駐ブルガリア特命全権大使は、プロブディフ市において、平成17年度草の根・人間の安全保障無償資金協力に係る「プロブディフ市診断解析機器供与計画」の実施完了に伴う供与式に出席しました。供与式には、バタシュキ・「聖ゲオルギ」プロブディフ大学総合病院院長をはじめとする被供与団体の関係者、プレス関係者等の出席を得て盛大に行われました。
「聖ゲオルギ」プロブディフ大学総合病院は、プロブディフ県のみならず、同県に隣接する近隣7県からも患者を受け入れている、南ブルガリア地域における最大の病院です。
本病院では、白血病や先天性疾患を診断するために細胞遺伝子解析を行っておりますが、病院が保有する解析機器1台は旧式のものであり、遺伝子解析は依然肉眼により行っているため、出産前の先天性疾患の診断、及びこれら疾病の精密な検査を必要とする場合には、本病院では行うことができず、ソフィア市や海外など、外地の医療機関に頼らざるを得ない状況にありました。
在ブルガリア日本大使館は、そのような状況を受け、同病院からの草の根・人間の安全保障無償資金協力による支援の要請に応え、より精度の高い遺伝子解析を可能とするコンピュータ自動解析機器購入のための資金を供与することを決定しました。本プロジェクトにより整備された医療機材が適切かつ有効に活用され、南ブルガリア地域における白血病患者や先天性疾患をもつ患者が当地にて適時に診断を受けることが可能となり、これまでの医療環境が大きく改善されることが期待されています。
●案件概要:プロブディフ大学総合病院に対し、診断解析機器を供与するもの。
●供与金額: 49,988米ドル
●被供与団体: 「聖ゲオルギ」プロブディフ大学総合病院