
10.10.2007
国立視覚障害者図書館は、1928年の設立以来、国内の約17,000名の視覚障害者のために点字印刷物を作成し、原則無料で配布してきました。本図書館は、3台の印刷機材を使用しておりましたが、深刻な老朽化が進行しており、視覚障害者への点字印刷物の提供が遅延している例が散見されていましたところ、当館に対し、草の根・人間の安全保障無償資金協力による支援の要請があり、当館は、この要請に応えて、同図書館に対し、展示印刷機材を購入するための資金を供与することを決定しました。本プロジェクトによって、これまでの印刷の速さが約3倍の印刷機材が適切かつ有効に活用され、一人でも多くの視覚障害者が読書を通じ、さらに豊かな人生を歩んでいただけることが強く期待されます。
●案件概要:ソフィア市に位置する国立視覚障害者図書館に対して点字印刷機材を購入するための資金を供与するもの。
●供与金額: 30,500ユーロ
●被供与団体: 国立視覚障害者図書館
「国立視覚障害者図書館点字印刷機材整備計画」の供与式が行われました
2007年10月9日、竹田恆治・駐ブルガリア特命全権大使は、平成18年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件である「国立視覚障害者図書館点字印刷機材整備計画」の供与式に出席しました。同図書館にて実施された供与式には、ミルチェフ文化省次官、カラフェゾフ国立視覚障害者図書館長及びその関係者、ソフィア市関係者、プレス関係者等の出席を得て実施されました。
国立視覚障害者図書館は、1928年の設立以来、国内の約17,000名の視覚障害者のために点字印刷物を作成し、原則無料で配布してきました。本図書館は、3台の印刷機材を使用しておりましたが、深刻な老朽化が進行しており、視覚障害者への点字印刷物の提供が遅延している例が散見されていましたところ、当館に対し、草の根・人間の安全保障無償資金協力による支援の要請があり、当館は、この要請に応えて、同図書館に対し、展示印刷機材を購入するための資金を供与することを決定しました。本プロジェクトによって、これまでの印刷の速さが約3倍の印刷機材が適切かつ有効に活用され、一人でも多くの視覚障害者が読書を通じ、さらに豊かな人生を歩んでいただけることが強く期待されます。
●案件概要:ソフィア市に位置する国立視覚障害者図書館に対して点字印刷機材を購入するための資金を供与するもの。
●供与金額: 30,500ユーロ
●被供与団体: 国立視覚障害者図書館