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16.10.2007
「チェロペッチ村ゴミ収集機材整備計画」の供与式が行われました
2007年10月16日、竹田恆治・駐ブルガリア特命全権大使は、平成18年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件である「チェロペッチ村ゴミ収集機材整備計画」の供与式に出席しました。チェロペッチ村にて実施された供与式には、カロヤノヴァ村長代理、ネスター「チェロペッチ・マイニング」社長及びチェロペッチ村の住民等の出席を得て実施されました。

チェロペッチ村におけるゴミの収集・処分は、従来のゴミ収集車の積載容量が非常に小さかったため、ゴミ処分場まで何度も往復しなければならずゴミ処理が非常に不効率でした。また、住民は各家庭から出るゴミを、数百メートル間隔で設置されている共有のゴミ箱まで運搬しなければならなりませんでした。その手間を惜しみ頻繁にゴミの不法投棄も散見されました。

しかし、今般、日本政府より供与された資金で購入された大型ゴミ収集車及び各家庭用ゴミ箱を使用することで、ゴミ処分場まで往復する回数が極端に減り、燃料代及び労働時間の節約となります。また、チェロペッチ村は、日本政府より供与された資金で購入した各家庭用ゴミ箱を各家庭に配布し、収集車が各家庭をまわり、これらのゴミを収集するシステムを導入しました。この結果、住民がわざわざゴミを捨てるために共有ゴミ箱のある場所へ外出する手間もなくなりました。これによって、ゴミの不法投棄がなくなることが期待されています。

●案件概要:チェロペッチ村に対してゴミ収集車ゴミ収集車1台及び110リットル用ゴミ箱169個を購入するための資金を供与するもの。
●供与金額: 35,807ユーロ
●被供与団体: チェロペッチ村