
5月21日、竹田大使は、ブルガリア中南部、ネデリノ町を訪問し、草の根・人間の安全保障無償資金協力で改修された同町第一幼稚園及び第二幼稚園の供与式に出席しました。同供与式は、イヴァノヴァ同第一幼稚園長、ロドプスカ同第二幼稚園長、ヴァルチェフ・ネデリノ町長の他、両幼稚園教師及び児童、プレス関係者等の出席を得て開催されました。両幼稚園は建設以来数十年以上も特段の改修工事がなされておらず、同第一幼稚園では窓枠、壁、トイレ等の破損がそのまま放置されており、同第二幼稚園は雨天時に屋根の水漏れに悩まされていました。しかし、今般、日本政府より供与された合計58,000ユーロ近くの資金にて両幼稚園建物が改修され、衛生的かつ快適な基礎教育環境が提供できるようになりました。
●案件概要:ブルガリア中南部ネデリノ町に対し、同町に位置するネデリノ第一幼稚園及び第二幼稚園の改修を行うプロジェクトに対して資金協力を行うもの。 |
また、翌22日、竹田大使は、アセノフグラッド市に移動し、同市総合病院に対する医療機材整備案件の供与式に出席しました。同供与式はチェルヴェンコフ医院長、グルデフ・アセノフグラッド市長、同病院医師、プレス関係者等の出席を得て開催されました。日本政府により供与された40,000ユーロ余りの資金にて人工呼吸器及びベッドサイドモニターが購入・整備され、周辺自治体から患者を受け入れるとの地域の中核としての同病院の役割を果たすことが可能になりました。
●案件概要:ブルガリア中南部アセノフグラッド総合病院に対し、人工呼吸器及びベッドサイドモニター購入のための資金協力を行うもの。 |

