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29.08.2008
大相撲の琴欧洲関の出身幼稚園などに無償資金を供与するための贈与契約署名式が開催されました

今般、日本政府はリャスコベツ市とヴァルナ市眼科専門病院に対し、草の根無償資金を供与することを決定しました。8月27日、大使公邸において贈与契約署名式が開催され、竹田大使、リャスコベツ市よりゲッソヴァ市長、ヴァルナ市眼科専門病院よりドラガノフ医院長が、贈与契約に署名しました。また、一時帰国中のセンドフ駐日ブルガリア大使も参加しました。

まず、リャスコベツ市に対して、デュリュニツァ村「美音のひばり」幼稚園の既存建物の改修のための資金として、59,998ユーロを上限として供与する契約書の署名が行われました。同幼稚園の建物、ブランコなどの屋外遊技設備は老朽化しており安全上の問題があり、幼稚園の改装、構内道路の舗装、遊具の取替が喫緊の課題となっていました。本件の実施により、より安全かつ衛生的な基礎教育環境が実現されます。なお、本プロジェクト・サイトは大相撲の琴欧洲関の出身幼稚園ということもあり、署名式には琴欧洲関のご両親も出席しました。

続いて、ヴァルナ市眼科専門病院に対してデジタル眼底カメラを整備するための資金として、29,536ユーロを上限として供与する契約書の署名も行われました。同病院は国内で中核となるべき眼科専門の病院であるにも拘わらず、現在、デジタル眼底カメラが整備されておらず、網膜剥離等の眼底疾患の的確な診断ができず問題となっていました。本件の実施により、当該カメラで撮影されたデジタル写真がデータベース化され、進行段階に応じた治療に役立てることが可能となります。

竹田大使は、署名式で「これら2つのプロジェクトがブルガリアの社会・経済開発にお役に立つことを願うと同時に、両国民の心と心の架け橋になることを心から希望いたします」と挨拶しました。