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29.08.2008
新規円借款案件「ヴァルナ港及びブルガス港コンテナターミナル整備計画」の借款契約(L/A)が署名されました

8月29日、ブルガリア閣僚評議会にて、竹田恆治大使は新規円借款「ヴァルナ港及びブルガス港コンテナターミナル整備計画」(供与上限額約369億3,200万円)の借款契約(L/A)署名式に出席し、「来年、日本とブルガリアの外交関係再開50周年を迎えるこの節目の時期に先だって、本プロジェクトの様な重要な案件に着手できることは極めて意義の深く、ブルガリア国民が、本プロジェクトを二国間の友好の象徴と受け止めて戴くよう希望します」と挨拶しました。本件L/Aはオレシャルスキ財務大臣及び肥沼JBICパリ事務所首席駐在員の間で署名され、ムタフチェフ運輸大臣及び一時帰国中のセンドフ駐日ブルガリア大使などが出席しました。

このプロジェクトは、ブルガリアの二大国際港であるブルガス港及びヴァルナ港において、コンテナターミナル関連施設を整備・拡充し、当国において急増する貨物需要に対応すると共に物流の効率化を図り、以て当国の経済発展に寄与するものです。

日本政府は、ブルガリアの体制転換後、ブルガリアの民主化・市場経済化のために、総額約7億7千万ユーロを超える、ブルガリア国民の利益に則した支援を実施してきています。

署名式で、竹田大使は、天然資源に乏しい日本は、資源を外国から輸入し高度な製品を生産・輸出する貿易立国であり、港湾インフラ整備が戦後の日本の急速な経済発展に重要な役割を果たしてきたことを紹介し、黒海を介してアジア、中近東及びロシア等に対するEUの東南の玄関口として位置づけられ海運が重要となっているブルガリアにおいても、本案件が物流の効率化が進み、海外直接投資が促進され、ブルガリアの持続的な経済成長に繋がることが期待される、と挨拶しました。