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20.02.2009

日本・ドナウ交流年2009事業「ブルガリア・日本シンポジウム”Genomics and Proteomics in Personalized Medicine”」の開催について

1.19~20日、徳洲会ソフィア病院講堂において標記のシンポジウムが開催されました。同シンポジウムは、Bulgarian National Academy of Medicine、Bulgarian Academy of Science、Medical University of Sofia、Tokuda Hospital Sofia、National Human Genome Center等、ブルガリア国内の科学アカデミー、医科大学、病院、研究所が主催し、ジェーレフ保健大臣後援の下で実施されました。遺伝子学の分野で世界的に著名な中村祐輔東京大学医科学研究所教授他、日本の先端の研究者5名や米、カナダ、ドイツ、英、スイス、マケドニア、イタリアなど国内外の研究者がプレゼンテーションを行い、難病治療におけるヒトゲノム研究の応用等、我が国における最先端科学技術が紹介されました。
 
2.出席者は300名を越え、昨今の当国の医科学のイベントでは最大級のものとなり、セルビアのNish University からは40名の科学者が参加した他、近隣諸国からの出席者も相次ぎ、休憩時間、レセプションの際にも中村教授をはじめとする我が国研究者は、熱心な研究者や聴衆に取り囲まれ、身動きもとれない程の状況で感心の高さを伺わせました。

3.同シンポジウムはテレビ、ラジオ、新聞など各方面のメディアで報道され(別添2参照)、中でも、新規開発された抗癌ワクチンが日本の一部の患者で効果が見られたという発表に注目が集まりました。

genomics symposium

シンポジウム冒頭に祝辞を述べる竹田大使
(右から竹田大使、トンチェヴァ・ソフィア医科大学教授、中村東京大学医科学研究所教授、稲澤東京医科歯科大学教授)