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09.09.2009

ソフィア地下鉄拡張プロジェクト開通式

今般、日本政府が供与した借款約9,000万ユーロを原資に施工されておりましたソフィア地下鉄の拡張工事(第7駅~第9駅)が終了し、9月8日(火)に、ソフィア地下鉄第8駅(ソフィア大学前)にて、ボリソフ首相と共に竹田恆治・駐ブルガリア日本国大使が出席し、開通式が開催されました。
ソフィア地下鉄拡張プロジェクトは、ソフィア市の既存地下鉄路線(第1~7駅)を、ソフィア市中心部から東南地区まで延長することにより、交通渋滞緩和(駐車スペース混雑緩和を含む)及び交通システムの効率化を図ることを目的として計画され、そのうち同市の中心部の首都中枢機能が集中する第7~9駅区間が日本の円借款事業として選定されました。1999年のブルガリア政府から日本政府に対する援助要請に基づき、日本政府からの128億9,400万円(約9,000万ユーロ)の借款が供与され、2005年4月より施工されておりましたが、今般完工し、引き渡され、正式に開通される運びとなりました。

ソフィア地下鉄は、地上の美しい自然と素晴らしい歴史的美観を損ねることなく運営できる公共交通機関として有望視されています。本件式典にて、竹田大使は、本件プロジェクトの成功のためにご協力戴いたブルガリア政府、ソフィア市、ソフィア地下鉄公団に謝意を示し、大成建設をはじめとする施工関係者のご努力に敬意を表すとともに、本事業によって市民の皆様の交通の利便性が著しく高められることを喜んでおります、と挨拶しました。