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30.10.2009

草の根無償「スリヴェン肺病専門病院改修計画」供与式

10月26日、竹田大使はスリヴェン肺病専門病院を訪問し、先般、日本政府が供与した36,722ユーロを原資に改修施工されていた同病院の改修プロジェクトの供与式に出席しました。2008年12月18日に竹田大使とディミトロヴァ同院医院長との間で署名した本件プロジェクトは草の根・人間の安全保障無償資金協力の事業ですが、1998年にブルガリアにおいて開始された同協力スキームは累計69件を数え、総額約250万ユーロが拠出されてきています。

スリヴェン肺病専門病院改修プロジェクトでは、安全且つ衛生的な医療保健環境を提供するため、スリヴェン地域の肺病診療に中核的な役割を果たしている同病院建物の特に老朽化した病棟を一部改修しました。

日本政府は2000年の九州・沖縄G8サミットで議長として感染症対策を議題として取り上げ、これが契機となり2002年に「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」が設立されました。以来、日本政府は同基金に対し累積で10.4億ドルを拠出しており、同基金よりブルガリアは2,100万ユーロを上回る資金が提供されています。

本年は日本・ブルガリア外交関係再開50周年の節目に当たります。本件供与式で竹田大使は、「この記念すべき年に相応しい本プロジェクトの供与式を迎えられることは両国間にとって大変意義深く、本プロジェクトが両国民の『心と心』の架け橋として二国間関係の更なる発展に繋がる事を切に希望しております」と挨拶しました。