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15.02.2010

草の根・人間の安全保障無償資金協力
(「ソフィア第一総合病院診療器具整備計画」及び
「ペルニック市ヴァシル・レフスキ第12小・中学校エネルギー効率向上計画」)
贈与契約署名式の開催

今般、日本政府はソフィア市第一総合病院とペルニック市ヴァシル・レフスキ第12小・中学校に対し、草の根・人間の安全保障無償資金協力を実施することを決定しました。2月10日、大使公邸において贈与契約署名式が開催され、竹田大使、ディミトロフ・ソフィア市第一総合病院長、トロヤノフ・ペルニック市ヴァシル・レフスキ第12小・中学校長が贈与契約に署名しました。

まず、ソフィア市第一総合病院に対して、泌尿器結石粉砕器整備のための資金として、36,289ユーロを上限として供与する契約書の署名が行われました。同病院はブルガリアを代表する中核病院でありながら、泌尿器結石疾患に有効に対処できる結石粉砕器が整備されていませんでした。本プロジェクトによる医療器具の整備により、泌尿器結石の治療の際に、患者の体への負担を大幅に軽減することができるようになります。

続いて、ペルニック市ヴァシル・レフスキ第12小・中学校に対して、新暖房システム等を整備するための資金として、59,568ユーロを上限として供与する契約書の署名が行われました。同プロジェクトにより同校に新暖房システムを導入し、校舎の窓枠を取り替えることで、エネルギー効率を改善するとともに、児童・生徒により快適な教育環境を提供できるようになります。

竹田大使は署名式におけるあいさつで、2つのプロジェクトがブルガリアの社会・経済開発に資することを願うと同時に、日本とブルガリアの「心と心」の架け橋として二国間関係の更なる発展につながることを切に希望する旨述べました。

贈与契約署名式での記念撮影
(最前列左から、ディミトロフ病院長、竹田大使、トロヤノフ校長)