
27.04.2010
草の根・人間の安全保障無償資金協力
「ヤスナ・ポリャナ村身体障害者老人ホーム厨房等改修計画」供与式
4月21日、当館中津川参事官はプリモルスコ市のヤスナ・ポリャナ村身体障害者老人ホームを訪問し、日本政府が供与した41,424ユーロを原資に実施されていた同施設内厨房等の改修プロジェクトの供与式に出席しました。
2007年1月23日に福井大使(当時)とディミトロフ・プリモルスコ市長(当時)との間で署名した本プロジェクトは、「草の根・人間の安全保障無償資金協力」事業の一つですが、1998年にブルガリアにおいて開始された本事業は累計76プロジェクトを数え、総額で約300万ユーロが拠出されています。
ヤスナ・ポリャナ村身体障害者老人ホーム厨房等改修計画では、同施設に生活する障害を持った老人の皆様が安心して生活できる環境を提供するため、厨房を中心とした施設の改修を実施しました。
中津川参事官は供与式におけるあいさつで、国を問わず重要な分野である老人・身体障害者福祉の現場で日々尽力されている関係者の皆様に敬意を表するとともに、本プロジェクトが日本とブルガリアの「心と心」の架け橋として二国間関係の更なる発展につながることを切に希望する旨述べました。
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式典にて歓迎を受ける中津川参事官 |
地元メディアの取材を受ける中津川参事官 |