
30.04.2010
草の根・人間の安全保障無償資金協力
「ビディン市オテツ・パイシィ小学校衛生施設改修計画」供与式
4月28日、中津川参事官はビディン市のオテツ・パイシィ小学校を訪問し、日本政府が供与した40,054ユーロを原資に実施されていた同校衛生施設改修プロジェクトの供与式に出席しました。
2008年11月5日に竹田大使とギノフ校長との間で署名した本プロジェクトは、「草の根・人間の安全保障無償資金協力」事業の一つですが、1998年にブルガリアにおいて開始された本事業は累計76プロジェクトを数え、総額で約300万ユーロが拠出されています。
ビディン市オテツ・パイシィ小学校は100年以上の歴史を持つ伝統校ですが、トイレなどの衛生施設の老朽化により児童・生徒にとって不衛生で危険な状況であったため、日本政府が支援を決定したものです。本衛生施設改修計画では、同校の児童・生徒が快適な衛生環境で学習できるよう、同校の老朽化した衛生施設改修を抜本的に改修しました。
中津川参事官は供与式におけるあいさつで、国を問わず教育は最も重要な分野の一つであり、日本政府としても教育分野への支援を重視していることを述べるとともに、本プロジェクトが日本とブルガリアの「心と心」の架け橋として二国間関係の更なる発展につながることを切に希望する旨述べました。
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供与式で挨拶を行う中津川参事官 |
供与式で歌を披露する児童 |