
31.05.2010
草の根・人間の安全保障無償資金協力
「ズラトグラッド市スネジャンカ幼稚園改修計画」供与式
5月19日、竹田大使はブルガリア南部ズラドグラッド市のスネジャンカ幼稚園を訪問し、日本政府が供与した37,614ユーロを原資に実施されていた同改修プロジェクトの供与式に出席しました。
2009年2月20日に竹田大使とヤンチェフ市長との間で署名した本プロジェクトは、「草の根・人間の安全保障無償資金協力」事業の一つですが、1998年にブルガリアにおいて開始された本事業は累計76プロジェクトを数え、総額で約300万ユーロが拠出されています。
ズラトグラッド市スネジャンカ幼稚園改修計画では、同幼稚園の園児が快適に学習できる環境を整備するため、同園の老朽化した外壁の断熱工事、窓枠の取替、雨樋の設置、雨水貯水タンク設置などの工事を実施しました。
竹田大使は供与式におけるあいさつで、国を問わず教育は最も重要な分野の一つであり、日本政府としても教育分野への支援を重視していることを述べるとともに、本プロジェクトが日本とブルガリアの「心と心」の架け橋として二国間関係の更なる発展につながることを切に希望する旨述べました。
本プロジェクトで支援したスネジャンカ幼稚園のあるズラトグラッド市と、福岡市早良区(田隈小学校区)との間では、以前から市民交流が行われており、日本大使館としては、今後も日・ブルガリア間の市民交流を積極的に支援していく方針です。
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供与式であいさつする竹田大使 |
改修によりきれいになった建物 |