
草の根・人間の安全保障無償資金協力
「ヴァルナ市リュベン・カラヴェロフ中等学校衛生施設改修計画」供与式
4月29日、伊藤大使はヴァルナ市のリュベン・カラヴェロフ中等学校を訪問し、日本政府が供与した49,905ユーロを原資に実施されていた衛生施設改修プロジェクトの供与式に出席しました。供与式は、ヨルダノフ・ヴァルナ市長、ゲオルギエヴァ校長をはじめとする多くの関係者出席の下で行われました。
2010年3月17日に竹田大使(当時)とイリエフ校長(当時)との間で署名した本プロジェクトは、「草の根・人間の安全保障無償資金協力」事業の一つですが、1998年にブルガリアにおいて開始された本事業は累計82プロジェクトを数え、総額で約4億円(約330万ユーロ)が拠出されています。
ヴァルナ市リュベン・カラヴェロフ中等学校では、校舎内の衛生施設の老朽化がひどく、児童、生徒が劣悪な衛生環境におかれていました。
そこで、ヴァルナ市リュベン・カラヴェロフ学校からの要望を受けた日本大使館が草の根・人間の安全保障無償資金協力の枠組みを活用し、校舎内のすべての衛生施設を改修するプロジェクトへの協力を行うこととなりました。改修後の衛生施設は真新しくなり、本プロジェクトは大きな成果をあげることができました。
伊藤大使は供与式におけるあいさつで、すばらしい成果を生んだこのプロジェクトに参加したすべての人々に敬意を表するとともに、学校創立50周年という記念すべき年に行われた今回のプロジェクトが、日本とブルガリアの架け橋として二国間関係の更なる発展につながることを切に希望する旨述べました。
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真新しくなった衛生施設 |
皆さんとの記念撮影 |
日本の歌を披露する児童の皆さん |