
11.05.2011
草の根・人間の安全保障無償資金協力
「ヴェトヴォ市ヴァシル・レフスキ小・中・職業訓練学校省エネ促進計画」供与式
4月28日、伊藤大使はルセ州ヴェトヴォ市のヴァシル・レフスキ小・中・職業訓練学校を訪問し、日本政府が供与した52,927ユーロを原資に実施されていた省エネ促進プロジェクトの供与式に出席しました。供与式は、グリゴロフ・ルセ州副知事、ハビル・ヴェトヴォ市長、トンチェヴァ校長をはじめとする多くの関係者出席の下で行われました。
2010年3月17日に竹田大使(当時)とアンゲロヴァ校長(当時)との間で署名した本プロジェクトは、「草の根・人間の安全保障無償資金協力」事業の一つですが、1998年にブルガリアにおいて開始された本事業は累計82プロジェクトを数え、総額で約4億円(約330万ユーロ)が拠出されています。
ヴェトヴォ市ヴァシル・レフスキ学校では、老朽化した校舎の窓枠から暖気が逃げるなど、冬期のエネルギー効率が悪く、暖房経費が学校の予算を圧迫している状態でしたが、同校の要望を受けた日本大使館が草の根・人間の安全保障無償資金協力の枠組みを活用し、校舎のすべての窓枠を刷新することでエネルギー効率を向上させるプロジェクトへの協力を行うこととなりました。
伊藤大使は供与式におけるあいさつで、すばらしい成果を生んだこのプロジェクトに参加したすべての人々に敬意を表するとともに、今回のプロジェクトが日本とブルガリアの架け橋として二国間関係の更なる発展につながることを切に希望する旨述べました。
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出迎える大勢の児童たち |
記念植樹された桜の木の前で記念撮影 |
歌とダンスを披露する児童の皆さん |