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16.05.2011

積水化学工業(株)の技術提供によるプロヴディフ市下水道管修復工事着工記念セレモニー

5月5日,伊藤誠大使は,ブルガリアで初めて実施されるSPR(Sewage Pipe Renewal)工法を用いた下水道管修復工事着工記念セレモニー(於:プロヴディフ市)に出席し,祝辞を述べました。

同工法は,開削工事を要さず,老朽化した下水道管の内側に新たな硬質塩化ビニル製の管路を敷設する工法であり,下水道管の機能を止めることなく工事が行える特徴を有します。積水化学工業株式会社が特許を有する技術であり,同セレモニーには,積水化学工業(株)大久保尚武会長が日本より来訪され,祝辞を述べられました。

 ブルガリア側からは,トテフ・プロヴディフ県知事が出席され,市民生活に大きな影響を与えない上,開削を伴う工事と比較して約3割のコスト削減が可能な同技術提供に対する謝辞を述べられました。

 日本政府は,日本企業が開発したインフラ整備技術を海外に積極的に展開するための支援を行っており,なかでも水資源,上下水道関連分野は大きな柱の一つです。今般のプロジェクト実施を契機として日本企業が有する優れた下水道関連技術がブルガリア国内に認知されることにより,多くのプロジェクトが今後ブルガリアで実施されることが期待されます。

 

セレモニー参列者(前列左から大久保積水化学工業(株)会長,通訳,後列中央からトテフ・プロヴディフ県知事,伊藤大使)
セレモニー記念タペストリー
挨拶をする伊藤大使