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23.06.2011

草の根・人間の安全保障無償資金協力

「ソフィア市小児脳性麻痺専門病院医療器材整備計画」供与式

6月14日、伊藤大使はソフィア市内の小児脳性麻痺専門病院を訪問し、日本政府が供与した15,600ユーロを原資に実施されていた医療器材整備プロジェクトの供与式に出席しました。

2011年2月8日に伊藤大使とチャフダロフ病院長との間で署名した本プロジェクトは、「草の根・人間の安全保障無償資金協力」事業の一つですが、1998年にブルガリアにおいて開始された本事業は累計82プロジェクトを数え、総額で約330万ユーロが拠出されています。

ソフィア市小児脳性麻痺専門病院は、ソフィア市内のみならず全国から小児脳性麻痺患者を受け入れる専門病院ですが、慢性的な予算不足により新規の医療器材を整備することは困難な状況が続いていました。

そこで、ソフィア市小児脳性麻痺専門病院からの要望を受けた日本大使館が草の根・人間の安全保障無償資金協力の枠組みを活用し、新たに衝撃波リハビリ器具を整備することで、小児脳性麻痺患者が受ける日々のリハビリ治療をより効果的なものにし、患者の負担を和らげるプロジェクトに協力することとなりました。

伊藤大使は供与式におけるあいさつで、すばらしい成果を生んだこのプロジェクトが日本とブルガリアの架け橋として二国間関係の更なる発展につながることを切に希望する旨述べました。

病院の現状について説明を受ける伊藤大使
挨拶を述べる伊藤大使
整備された衝撃波リハビリ器具