22.02.2012

２月１６日、日本大使公邸にて国費外国人留学生懇談会が開催され、留学生約６０名と関係者約３０名が出席しました。
本懇談会は、国費留学生帰国生の交流や、留学の成果の共有、そして今後の二国間交流深化に向けた意見交換や情報共有の為のネットワーク作りを目的に開催されたものです。
冒頭、伊藤大使は挨拶の中で、この２０年間、日本はブルガリアから４３０名以上の国費留学生や民間プログラムを通じて多くの留学生を受け入れてきたが，その卒業者が日本での留学経験も生かしながら、現在様々な分野で活躍され、また同時に日本のよき理解者として二国間友好関係の増進に貢献されていることを大変嬉しく思っている、今回の会合をきっかけに卒業生がお互いに交流を持ち、視野を広げられる機会となることを願っている旨述べました。
その後、２００５年に設立された「文部科学省帰国留学生同窓会」会長のアンドレエフ氏が本同窓会の目的やこれまでの活動概要につき紹介した上で、新たな会長としてマルコヴァ氏を紹介しました。マルコヴァ氏は、今後も継続的に帰国留学生間のネットワーク強化やこれから留学のため渡日される方々への支援等にご尽力していきたいと意気込みを語りました。

また、２０１１年９月に帰国したトシェヴァ氏（日研生・ソフィア大学４年生）とガイダルスカ氏（ＹＬＰ研究生・経済・エネルギー・観光省行政官）による帰国報告が行われ、日本での研究や日本文化との関わり等につき紹介されました。