
日本語サマーキャンプ
6月19日から23日までの期間,ソフィア大学東洋言語文化学科は,国際交流基金の助成を受けバルカン半島地域では初めてとなる日本語サマーキャンプを主催しました。
このキャンプは,バルカン半島における日本語教育者及び学習者を対象に講義や意見交換の場を設け、日本語教育のネットワークの更なる拡大を図ることを目的に開催されました。ブルガリア,マケドニア,セルビア,ルーマニア及びトルコの6大学より38名の生徒と14名の教師が参加し,日本語学習や日本文化体験及びグループワークを行いました。
23日には,ブルガス市内文化会館にて「日本文化祭」を開催し,日本文化を一般ブルガリア人に紹介する事業の一環として本キャンプでの成果を発表しました。本文化祭では,日本に関するプレゼンテーションや華道・茶道・折り紙・剣道といった日本文化の紹介がなされ,約120名の来場者が日本文化に触れるよい機会となりました。来賓として本文化祭に参加した当館杉浦参事官は,その冒頭挨拶の中で,今回の事業を通じて、各地域における日本語教育の充実化が図られ,また,今後の意見交換や相互交流の基礎となるネットワークを構築し、バルカン半島地域全体の日本語教育の一層の発展に寄与されることを切に願う旨述べました。
なお、活動の詳細については同キャンプのHP(http://yaki.holy.jp/blog/)をご参照ください。
![]() |
![]() |
![]() |