
ブルガス空港駐車場における爆弾テロ事件の発生に伴う注意喚起
1 報道及びブルガリア外務省の発表によれば,7月18日夕刻,ブルガリア東部のブルガス空港の駐車場において,イスラエルから同空港に到着したイスラエル人観光客等が乗車したバスが爆発し,8人が死亡,37人が負傷しました(死者及び負傷者数は7月19日午前10時現在)。
2 ブルガリア当局は本事件をテロ事件とみなして対応に当たっていますが,実行犯や犯行目的等の背景は未だ明らかになっていません。また,ブルガリア当局は,空港や交通機関等の警備体制や警戒を強化しています。
3 つきましては,本事件が発生したことに留意し,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。空港や駅等,多数の人が集まる場所等においては周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意を払ってください。
また,緊急事態に備え,連絡先を家族等に伝える等連絡手段を常時確保できるよう心がけるとともに,テロ事件や不測の事態が発生した場合の対応策を再点検し,状況に応じて適切な安全対策が講じられるよう心がけてください。
仮に,爆弾テロ事件の現場近くに居合わせた場合には,現場には近寄らず,周囲に注意しながら避難することが必要です。