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30.07.2012

平成24年度文化無償フォローアップ事業
「考古学研究所・博物館考古学研究機材整備計」
事業契約署名式

7月26日午前11時00分、在ブルガリア日本大使館にて,ブルガリア考古学研究所・博物館マリア・レホ副館長ご列席の下,伊藤大使とアルティニャン修繕業者ANALIX代表代理との間で,「考古学研究所・博物館考古学研究機材整備計画」フォローアップ事業契約の署名式が行われました。フォローアップ事業は,すでに実施した文化無償資金協力案件の効果的な継続を目的に,必要となった補修等を行う事業です。

日本政府は2005年,考古学研究所・博物館に対し4,130万円の規模で考古学研究機材の供与を行いましたが,今般,供与された機材のひとつであるX線元素分析機材に不具合が生じたため,補修作業実施に関するフォローアップ事業依託の実施を決定しました。

式典の中で、伊藤大使は,考古学研究所・博物館が,日本政府による供与機材を有効に活用されることにより,これまでに発見されていた文化財,遺跡の歴史的価値を再発見する等,当国の考古学研究活動の振興に大きく寄与してきたことを嬉しく思う,今回のフォローアップ計画を通じて考古学博物館の今後の益々活発な発掘調査活動、文化財の分析・記録・保存活動に寄与することを期待すると述べました。それに対し、レホ考古学研究所・博物館副館長は,日本政府の資金援助に対する謝意を表明した他、今後も考古学分野での両国間交流の深化に尽力したい,日本政府から供与を受けた機材を用い考古学研究を更に充実させたいと述べました。