
07.11.2012
第23回日本文化月間
ブルガリア松濤館空手道連盟主催「空手レクチャー・デモンストレーション」
第23回日本文化月間の一環として,11月3日にブルガリア松濤館空手道連盟主催,在ブルガリア日本国大使館協力による「空手レクチャー・デモンストレーション」が文化宮殿イスクラにて開催されました。
空手は,琉球王国時代の沖縄で発祥した拳足による打撃技を特徴とし,その技を磨く稽古を通じて人格の形成をめざすといった道の面が加わった日本伝統武道のひとつです。今回ご紹介頂いた松濤館空手は剛柔流,糸東流,和道流と並び空手の四大流派の一つであり,当地ではブルガリア松濤館空手道連盟を中心に多くの方が稽古に励まれています。
今般,レクチャーを実施いただいた加藤定重師範は,国際日本武術空手会ヨーロッパの主席師範を務められており,長年欧州地域で日本伝統武道の伝承に尽力されてきました。同師範による空手とその基礎となる日本の武道哲学や精神性の世界に関するレクチャーに来場した多くの方が熱心に聞き入っていました。
冒頭挨拶の中で,杉浦次席は,今回のレクチャーを通じて,日本人の精神性や感性を学んでいただき,日本について更なる関心をもって頂ければ幸甚であると述べました。
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