
第23回日本文化月間
平山郁夫センター・ブルガリア科学アカデミー共催
パネルディスカッション「明日への視点」創設記念式典
11月28日,ブルガリア科学アカデミーにて同アカデミーと平山郁夫センターとの共催によるパネルディスカッション「明日への視点」の創設記念式典が第23回日本文化月間の一環として行われました。
故・平山郁夫氏は,日本画壇を代表する画伯でしたが,また,ユネスコ親善大使として,また,「文化財赤十字活動」の主唱者として,特にシルクロードを中心とするユネスコ文化遺産保護事業の支援者としてご活躍されました。同氏のご活動を受け継ぎ、同氏の美術作品や平和への願いを伝えることを目的に当地に平山郁夫センターが設立され、また様々な事業を企画されています。
シルクロードに縁の深い各国の大使等も出席した式典の冒頭,アンゲロヴァ当地平山郁夫センター所長により平山郁夫氏の活動が紹介され,また,ニコロフ・ブルガリア科学アカデミー総裁代行より若い科学者への支援の重要性が強調されました。パネルディスカッション「明日への視点」の創設につき宣言され出席者が創設文書に署名を行った後,各自然科学分野の若手科学者,博士課程大学院生に対する奨励賞を授与する表彰式が行われました。
小泉大使は,挨拶の中で,故平山郁夫画伯の平和にむけて込められた活動についての理解を通じ、日本について更なる関心をもって頂ければ望外の喜びであると述べました。
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