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10.09.2013

平成25年度外務大臣表彰式

小泉大使による功績紹介及び挨拶

9月4日、日本大使公邸において今般外務大臣表彰を受賞した聖キリル・メトディ国際基金及びフリスト・カラストヤノフ・カザンラク対日友好協会事務局長への外務大臣表彰伝達式が執り行われ、ブルガリア外務省、聖キリル・メトディ国際基金、カザンラク市、アーセナル文化会館をはじめとする各機関の関係者など約40人が参加しました。

外務大臣表彰は、多くの方々が、国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人及び団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。平成25年度は全世界で98個人、31団体が表彰されました。

聖キリル・メトディ国際基金は、1982年に創設されて以来、文化・教育分野における交流を通じた国際理解の促進、優秀な若者への支援を通じた人材育成等に取り組まれております。1991年よりは、日本政府国費留学生選考・日本語能力試験及び日本語弁論大会の実施機関として、長きに亘り右事業の円滑な実施につとめ、日本とブルガリア両国間の架け橋となる大切な人材の育成のために積極的に貢献されてきました。また、帰国留学生との緊密なコンタクトの継続、文部科学省留学生同窓会設立への関与及びその後の活動への助言等を通じ、ブルガリアにおける留学生ネットワーク構築に尽力して下さいました。加えて、日本文化・日本語の普及活動にも関わり、両国間の友好関係促進に大きく寄与して来られました。

カザンラク対日友好協会は2003年に発足し、以来日本の福岡県宗像市及び広島県福山市を中心に日本の地方都市との交流を活発に展開されておられます。カラストヤノフ氏は、対日友好協会の設立に関わり、右協会の事務局長として、人的交流や日本文化紹介事業を積極的に進めることで、二国間交流の促進、ブルガリアにおける対日理解促進、そして親日層の拡大に大きく寄与されました。同氏のイニシアティブよる民間レベルの交流は、1998年から始まったバラの女王及び日本語弁論大会優勝者の日本招聘、2000年より毎年行われているカザンラク民族舞踊の公演や市長レベルの相互訪問などに結実しています。

小泉大使は伝達式の挨拶の中で、聖キリル・メトディ国際基金及びフリスト・カラストヤノフ・カザンラク対日友好協会事務局長のこれまでの功績を称えるとともに、今後の更なる活躍を祈念する旨のべました。

 

聖キリル・メトディ国際基金への表彰状伝達
フリスト・カラストヤノフ・カザンラク対日友好協会事務局長への表彰状伝達