Български (ブルガリア語)
<< トップページに戻る | ニュース | 2013年
 

2013年

2012年

2011年

2010年

2006年~2009年

news title
11.10.2013

ノン・プロジェクト無償資金協力見返り資金活用プロジェクト
「プレヴェン医科大学施設整備計画」供与式

9月24日,日本政府の実施するノン・プロジェクト無償資金協力見返り資金を活用した「プレヴェン医科大学整備計画」プロジェクトの供与式典がプレヴェン医科大学において開催され,小泉崇駐ブルガリア日本国大使が出席しました。

1999年に日本政府は総額5億円のノン・プロジェクト無償資金をブルガリア政府に対して供与しました。この資金により輸入した資材をブルガリア国内で売却し,得た利益を積立てて活用して実施するプロジェクトが「見返り資金活用プロジェクト」です。

今般のプロジェクトでは,積立金のうちの29万8947レヴァが供与されました。その目的は,ブルガリア北部のプレヴェン医科大学における屋内運動施設整備を支援することにより,プレヴェン医科大学の学生たちの健康増進と,ブルガリア北部地域の障害者のリハビリの促進を図ることにあります。

整備された施設においては,プレヴェン医科大学の学生たちとブルガリア北部地域の障害者が,年間を通じて体力増強とリハビリを行い,より充実した生活と活動を送ることができるようになることが期待されます。また,人の命を救うという医療現場において働くことは常に体力が必要とされます。また,障害を持つ方々が少しでも身体機能を向上させるためには,日々のリハビリが欠かせません。

アンナ・ヤネヴァ経済・エネルギー次官をはじめ,ブルガリア側関係者からは,日本政府の支援に対する感謝の言葉が述べられるとともに,今般整備された屋内運動施設を広くプレヴェン市民にも開放していきたい旨が述べられました。

日本政府は,民主化・市場経済化以降のブルガリアの経済的・社会的発展のため,これまで様々な支援を行ってきましたが,とりわけ,医療分野についての支援は,より多くの人々が平等に裨益するという意義を持つことから重視しています。
小泉大使による挨拶

空手を習う地域の子どもたちによる技の披露