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30.10.2013

フリスト・ネデャルコフ氏ご逝去について

10月29日、フリスト・ネデャルコフ・国営ラジオ児童合唱団創立者及び首席指揮者が逝去されました。ここに深くお悔やみ申しあげますとともに、心よりご冥福をお祈り申しあげます。

フリスト・ネデャルコフ氏及び同氏が創立した国営ラジオ児童合唱団は、1967年に初めて日本で公演を行って以来、18回に亘り日本を訪れ、150以上の都市で約500回もの公演を行い、美智子皇后陛下作詞の「ねむの木の子守歌」をはじめとする日本の楽曲を多く演奏され日本中で反響を呼んできました。同氏は長年に亘り日本とブルガリアの友好・親善の架け橋として活躍され、1995年にはその功績により、日本政府から勳四等(瑞宝章)を叙勲されています。同氏の指揮による最後のコンサートとなった10月9日の第24回日本文化月間のオープニングコンサートでは、1000名以上の観客を前に心温まる感動の歌声をとどけられ、日本・ブルガリアの友好関係を象徴づける行事となりました。ネデャルコフ氏は亡くなりましたが、合唱団の美しい歌声とともに、いつまでも私たちの心の中に生き続けられるものと信じます。

在ブルガリア日本国特命全権大使

小泉崇