
ソフィア大学日本学専攻第9回日本文化祭
6月8日、ソフィア大学東洋言語・文化センターにおいて、同大学古典・現代言語学部日本学専攻主催第9回日本文化祭が開催されました。
ソフィア大学は、ブルガリアにおける日本語学習発祥校であり、現在まで日本語教育の中心機関となっています。これまでにも数多くの優秀な日本学専攻卒業生を輩出しており、現在でも約60名の学生が日本語・日本文化を学習しています。
日本文化祭のオープニングでは、日本の歌独唱に始まり、近松門左衛門の「心中天網島」の劇や、劇の合間の小話、日本関連クイズ、現代及び伝統舞踊などが披露されました。オープニング終了後、書道、日本グッズのチャリティバザー、メイドカフェ、折り紙、カラオケ、怖い話、学生が制作したドラマの上映などのブースや部屋が設けられ、多くの観客が楽しんで日本文化に触れられる良い機会となりました。そのほか、日本・ブルガリア外交関係再開55周年を記念して、同センターの各階、各会場に手作りの55本の桜の木を設置し、55本全て見つけた最初の55人に景品を渡すというアトラクションなども行われました。
小泉大使は、今回の文化祭開催にあたり、国と国の友好関係と言っても、それを支えるのは「人」であり、またそれを発展させるのも「人」に他ならない。皆様が更に勉学に励まれ、今後も様々な点において、互いへの尊重と親愛の情を持ち、協力しあい、よりよい関係をさらに深めていくことができるよう期待している旨のメッセージを寄せました。
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小泉大使メッセージ代読 |
劇の様子 |