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17.06.2015

カザンラク市による「日本人女性の像」建立

6月5日、カザンラク市におけるバラ祭りの一環行事として、「日本人女性の像」の除幕式が,小泉大使をはじめ、アンゲルコヴァ観光大臣、ストヤノヴァ同市市長、コスタディノフ教育副大臣、ラノフ・スタラ・ザゴラ県知事、ヴォデニチャロフ・ブルガリア科学アカデミー総裁などブルガリア関係者が出席して開催されました。

この「日本人女性の像」は、カザンラク市の名誉市民である彫刻家・故ドコ・ドコフ氏の最後の作品であり、同市にそのモデルを寄贈していたもので、2013年9月に同市で「日本人女性の像」制作委員会を立ち上げ、市民に広く寄付を呼びかけて資金を集めて制作に着手しました。そしてこの度、カザンラク市の日本に対する友好のシンボルとして、市の中心であるイスクラ通りに像が完成して除幕式の運びとなったものです。

ダンスや歌のパフォーマンスで開始した記念式典で、ストヤノヴァ市長は、バラ祭りは今年で112周年を迎えるが、カザンラク市はバラやトラキア古墳群を誇りに思っているだけではなく、カザンラクとブルガリアの発展に貢献してきた市民を誇りに思っている旨述べました。

また、アンゲルコヴァ観光大臣は、文化、歴史分野における観光促進におけるカザンラク市の役割の重要性を強調するとともに、「日本人女性の像」は、日本人観光客以外の外国人観光客にとっても、カザンラク市における魅力的なシンボルとなるであろうと述べました。

小泉大使は、挨拶の中で、カザンラク市と日本の福山市、広島市、宗像市との間には、長きに亘る交流があり、バラの女王の福山市、宗像市訪問は伝統となっている、ストヤノヴァ市長の卓越したリーダーシップの下、市民の皆さんが「日本との友好のために」と、「日本人女性の像」の建立に賛同して下さったことに心より感謝している旨述べました。

 

小泉大使挨拶
式典の様子