
日・ブルガリア関係促進に貢献したブルガリア人に対する日本政府による叙勲
11月3日(文化の日),日本政府より,平成27年秋の外国人叙勲として,ブルガリア共和国ソフィア県ソフィア市在住ネシュカ・ロベヴァ (Neshka ROBEVA)氏(レフスキ新体操クラブ代表)に対する,旭日小綬章(The Order of the Rising Sun, Gold Rays with Rosette)の授与が発表されました。
ネシュカ・ロベヴァ氏は,昭和57年から現在に至るまでの長きに亘り,ブルガリア新体操ナショナルチーム監督及びレフスキ新体操クラブ監督(平成4年からは代表)として,日本の新体操選手やコーチの受入れを行い,将来の日本の新体操界を担う若き人材の教育を行いました。また,平成6年から開催されている世界新体操クラブ選手権(イオンカップ)の創設にも貢献し,我が国新体操界の発展に貢献されました。 更に日本において新体操セミナーや合宿等を開催し,選手間・コーチ間の交流を続けるとともに,日本とブルガリアのナショナルチームの合同合宿を開催するなど,新体操を通じた交流及び人材育成に尽力されました。このような同氏の活動が,日本・ブルガリア間の文化交流の促進及び我が国の新体操界の発展へ寄与したとされ,今回勲章を授与されることになりました。
平成27年秋期には全世界において計89名の外国人の方が日本政府より叙勲されます。
今回の叙勲により,文化分野における顕著な功績を認められ日本政府から叙勲されたブルガリア人は(元駐日大使及び元首等を除いて)8人となります(1982年エレーナ・アレクサンドロヴァ・アリンスカ元ソフィア大学ロシア語上級講師,1995年フリスト・ネデャルコフ・フリストフ・ソフィア少年少女合唱団主任指導者,2005年マリヤ・ヴァルチャノヴァ元ソフィア第18学校校長,2006年リリヤナ・カネヴァ・ブルガリア相撲連盟事務局長,2009年ドラ・バロヴァ翻訳家,2009年ブラティスラフ・イヴァノフ・ソフィア第18学校副校長,2011年ダニエラ・カネヴァ国営テレビ記者)。
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【ネシュカ・ロベヴァ氏】
賞 賜 :旭日小綬章(The Order of the Rising Sun, Gold Rays with Rosette)
功 績 :日本・ブルガリア間の文化交流の促進及び我が国の新体操界の発展に寄与
主要経歴 :元 ブルガリア新体操ナショナルチーム監督
現 レフスキ新体操クラブ代表
元 ブルガリアオリンピック委員会委員
現 住 所:ブルガリア国 ソフィア県 ソフィア市