
ネシュカ・ロベヴァ・レフスキ新体操クラブ代表に対する叙勲伝達式
2月17日(木),日本国大使公邸において,平成27年秋の外国人叙勲として旭日小綬章(Order of the Rising Sun, Gold Rays with Rosette)を授章されたネシュカ・ロベヴァ・レフスキ新体操クラブ代表に対し,勲章伝達式が行われ,当地政府関係者,日本文化関係者,報道関係者等約70名が出席しました。
ネシュカ・ロベヴァ氏は,昭和57年から現在に至るまでの長きに亘り,ブルガリア新体操ナショナルチーム監督及びレフスキ新体操クラブ監督(平成4年からは代表)として,日本の新体操選手やコーチの受入れを行い,将来の日本の新体操界を担う若き人材の教育を行いました。また,平成6年から開催されている世界新体操クラブ選手権(イオンカップ)の創設にも貢献し,我が国新体操界の発展に貢献されました。 更に日本において新体操セミナーや合宿等を開催し,選手間・コーチ間の交流を続けるとともに,日本とブルガリアのナショナルチームの合同合宿を開催するなど,新体操を通じた交流及び人材育成に尽力されました。このような同氏の活動が,日本・ブルガリア間の文化交流の促進及び我が国の新体操界の発展へ寄与したとされ,今回勲章を授与されることになりました。
伝達式において,小泉大使は,ロベヴァ氏に対する祝辞の中で,同氏の約40年に及ぶ功績を紹介した後,同氏は,正に,日本のスポーツ界,そして新体操界にとっての大恩人とも言うべき方であり,その功績は末永く,我々日本人の心に留められるべきものであると述べました。ロベヴァ氏は,本叙勲は,自分個人だけではなくブルガリアにとっての賞賛である,日本は自分の第二の故郷である旨述べました。
また,伝達式では,来賓として出席したナイデノヴァ青年スポーツ副大臣やロベヴァ氏の教え子であるイリアナ・ラエヴァ・ブルガリア新体操協会長が祝辞を述べた他,本伝達式のために日本から駆けつけたロベヴァ氏の教え子である渡辺守成日本体操協会専務理事から記念品の贈呈がありました。
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【ネシュカ・ロベヴァ氏】
賞 賜 :旭日小綬章(The Order of the Rising Sun, Gold Rays with Rosette)
功 績 :日本・ブルガリア間の文化交流の促進及び我が国の新体操界の発展に寄与
主要経歴 :元 ブルガリア新体操ナショナルチーム監督
現 レフスキ新体操クラブ代表
元 ブルガリアオリンピック委員会委員
現 住 所:ブルガリア国 ソフィア県 ソフィア市
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