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04.08.2008
ドブリッジ市精神病患者のための地域診療所、プロヴァディア市身体障害者医療所、シューメン市ディミタル・ブラゴエフ第三小・中学校にて各供与式が行われました

6月26日、中津川参事官は、ブルガリア北東部、ドブリッジ市を訪問し、草の根・人間の安全保障無償資金協力にて支援し今般完成をみた同市所在の精神病患者のための地域診療所の改修プロジェクトの供与式に出席しました。本診療所は建設以来、ごく一部の改修を行った以外、これまでに特段の改修工事はされていないため、老朽化が目立っていました。しかし、今般、日本政府より供与された32,000ユーロ余りの資金で改修工事が行われ、診療所に相応しい医療環境が整いました。中津川参事官は、入院されている皆様及び診療所の関係者の皆様に満足の戴けるものとなり、大変うれしく思いますと挨拶しました。

 その後、プロヴァディア市に移動し、日本政府とブルガリア政府の間で実施されているノンプロジェクト無償資金協力にて積み立てられた見返り資金(約73万レヴァ)を利用して改修された身体障害者医療所設立プロジェクトの完工式に出席しました。中津川参事官は、身体障害者の社会的適合という本医療施設の重要な役割について言及し、社会的弱者である身体障害者の方々が安心して生活し、治療に専念できる重要な施設の改修プロジェクトに日本政府の資金が活用されたことは望外の喜びですと挨拶しました。

翌27日には、シューメン市ディミタル・ブラゴエフ第三小・中学校の供与式に出席しました。日本政府は、同校の窓枠の改修のために約32,000ユーロ余りの資金を供与し、今般完工しました。これにより、老朽化が目立っていた同校が生まれ変わり、安全で適切な教育環境を提供できるようになりました。特に、冬季に窓が密閉できることで暖房効率も向上し、省エネ、暖房費削減に資するようになりました。

 各式典では、被供与団体代表の他、参加した各自治体の首長からも、日本からの支援に対する謝辞が繰り返し表明されました。